テーマ:備え―そしてバトンは渡された
講師:江川 かほる ― Kaoru Egawa
14歳の時、現在の東京ステーク吉祥寺ワードにてバプテスマを受ける。22歳で結婚、2020年3月に貯蔵グループ「シオンの貯蔵庫」を主宰、日の栄えの備えを多くの人々に伝えながら現在に至る。長野地方部諏訪支部在籍。
※LINEグループ「シオンの貯蔵庫」は当初の目的を果たし、現在は運営を停止しています。
講演中に引用された指導者の言葉は、その引用部分を含む説教全文をこちらからダウンロードしていただくことができます。
「備えていれば恐れることはない」― L・トム・ペリー
―1995年10月総大会における説教(「聖徒の道」1996年1月号にて掲載)
もう随分前からわたしたちは、将来に備え、1 年分の必需品を蓄えるように教えられてきました。しかし、豊かな時代にあってほとんど皆、この勧告を忘れてしまったように思われます。この勧告をないがしろにする時は去りました。現在世の中で起きている様々な出来事に思いをはせ、この勧告について真剣に考慮しなくてはならない時期なのです。
「艱難の日に備える」― エズラ・タフト・ベンソン
―1980年10月総大会における説教(「聖徒の道」1981年4月号にて掲載)
わたしが今日ここでお話することは、最も基本的な原則、すなわち「家庭における生産と貯蔵」についてです。皆さんは輸送機関が完全に麻痺したり、戦争や不況が起こった場合のことを考えたことがあるでしょうか。もしそのような事態になったら、わたしたちの地域社会や国家はどうなるでしょう。皆さんや近所の人々は、どのようにして食糧を手に入れるでしょうか。街角の食糧品店やスーパーマーケットは、いつまで地域社会の需要に応えることができるでしょうか。
※この説教は「歴代大管長の教え:エズラ・タフト・ベンソン」に大部分が再掲載されています。
「歴代大管長の教え―スペンサー・W・キンボール」―p.118
わたしたちは各家族に、今年 1 年分の貯蔵を用意しておくように勧めます。この勧めを何度も何度も勧めるとともに、聖文にある主の次の言葉を何度も何度も繰り返します。『わたしを主よ、主よ、と呼びながら、なぜわたしの言うことを行わないのか。』〔ルカ 6:46〕人がいわゆる霊性を働かせて主の大切な名を呼びながら、主が言われる事柄を行わないのは、何とむなしいことでしょう。
「アブラハムの模範」― スペンサー・W・キンボール
―「聖徒の道」1975年12月号大管長会メッセージ
主のみこころをなすために、早起きをする教会員はどれだけいるだろうか。「はい、家庭の夕べはします。でも子供たちがまだ小さいので、もっと大きくなってから始めるつもりです」と、わたしたちはどれだけ言うことか。「はい、食料貯蔵や人を助けることという戒めに従います。ただ、今は時間もお金もないのでもう少し後で……」と、どれだけ言うことか。ああ、なんと愚かな人々よ!引き延ばしているうちに、刈入れは終わり、救いを受けられなくなるであろう。今こそアブラハムの模範に従うときであり、今こそ悔い改めるときであり、今こそ神のみこころにすぐさま従うときである。
「食料貯蔵」― ボーン・J・フェザーストーン〔管理ビショップリック第二顧問〕
―1976年4月総大会における説教(「聖徒の道」1976年8月号にて掲載)
私はまた、次のような疑問を持っておられる方々に 2、3 申し上げたいと思う。「勧告に従わなかった隣人にも分け与えるのですか。1 年分の食糧貯蔵をしていない非教会員にはどうするのですか。彼らにも分けてあげなければなりませんか。」分けてあげなければならないのではない。わたしたちは分けることができ、人々と喜びを共にする機会に浴することができるのである。従って、そのような愚かなことは案じないようにしようではないか。当然、わたしたちは分け与えるべきである。イエスならどうされるだろうか。わたしなら隣人が飢えているのを目にしながら、自分だけ食べることは到底できない。もしあなたが食物を分け与えた後、飢え死にするとしても、「これよりも大きな愛はない」(ヨハネ 15:13)のである。
では、わたしたちが家族のために貯えておいたものを略奪したり、押し入って奪ったりする者についてはどうだろうか。つまらないことを考えるのはやめよう。わたしたちが従っているのは天の父なる神である。戒めを守る者を神が見捨てられるだろうか。「備えていれば恐れることはない」(教義と聖約 38:30)と主は言っておられる。シオンの民よ、備えをなせ。そうすれば恐れることはない。シオンよ、美しい衣を身にまとえ。神の完全な武具で身を固めようではないか。そして清い心と愛と隣れみをもち、聖なる所に立とうではないか。食糧の 1 年分貯蔵を 1977 年の 4 月までに達成することを決意していただきたい。…
PDF版参考資料〔ダウンロード〕
長期的な食糧貯蔵
長期的な貯蔵が許されている地域に住んでいる場合,長期間の保存が可能なうえ,飢えをしのげる麦や白米,豆類などの食糧を少しずつ保存してください。きちんと密封し,涼しく乾燥した場所で保管すれば,30年以上の保存も可能です。一部を3か月分の貯蔵と一緒に回転させてもよいでしょう。>>>詳細ページへ
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